消化管出血に対して早めに内視鏡を行った方が良いか?

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方法

・single center prospective randomized control trial

・香港

・2017年7月〜2018年10月

・介入群と対照群を1:1で割り付け

Patient

急性上部消化管出血の明らかな兆候(吐血、下血、またはその両方)があり、Glasgow–Blatchford scoreが12以上であることに基づいて、さらなる出血または死亡のリスクが高いと予測された患者

除外・・・18歳未満、書面によるインフォームドコンセントがとれない、妊娠中、末期で瀕死の状態にある、低血圧ショック状態にある患者または最初の蘇生後に状態が安定しなかった患者

Intervention

6時間以内の緊急内視鏡検査

Control

翌朝もしくは24時間以内の内視鏡検査

Outcome

primary outcome

発症後30日以内の死亡

・グループあたり258人の患者のサンプルは、30日死亡率の8%の違い(16%対8%)を検出力80%、両側のαレベルは5%であることから判断

・ITT解析

・ログランク検定を使用して、ランダム化から死亡およびさらなる出血の終点までの時間を比較

・Cox比例ハザードモデルを使用してハザード比と95%信頼区間を推定

結果

30日でのすべての原因による死亡率は、2つのグループ間で有意差はなかった

・緊急内視鏡検査群で合計23人(8.9%)、早期内視鏡検査群で17人(6.6%)が死亡した(ハザード比1.35; 95%CI 0.72〜2.54; P = 0.34)。

・消化管出血による死亡は、緊急内視鏡検査グループの23人の死亡のうち5人、早期内視鏡検査グループの17人の死亡のうち2人を占めた。

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